Webブラウザから見るインターネットの未来(その2)
前回のおさらい。
エントリの要約をしますと、
【'90〜'93】WWWが発明され、普及するための土壌が整う。
【'94〜'98】インターネットビジネス興隆、オープンソースムーブメント
【'99〜'04】Webブラウザの多様化、プラグインの概念
【'04〜】Webサービスとブラウザの融合、Web環境の融合
こんな感じです。
さて、過去の歴史をたどって、近い将来('08〜)はどうなるか考えてみましょう。
まず、インターネットを抜きに考えるのは不可能です。
また、今やオープンソースを抜きに考えるのも不可能と言っていいでしょう。
IEをはじめ、Firefox、Safari、OperaなどWebブラウザは多様化していますが、
初期の頃のように独自実装だらけではなく、徐々にW3C標準などが遵守されまとまりつつあります。
IE7への対応をきっかけにIE専用サイトの数は減っていくかもしれません。
Webサイトでは、見た目のデザインよりもサービスのデザインが重要になって、サイトのAPI同士、
もしくは何らかの標準によって統一されたWebブラウザ内のプラグイン機構により、
有機的にサービスが結び付くようになるでしょう。
この「何らかの標準によって統一された」という部分がミソです。
このサービスを利用するのにFirefoxプラグインが必要です、ですとか、
IEでActiveXが必要です、にはならないでしょう。
また、サービス提供側がブラウザの種類毎にそういう類のプラグインを用意するのも現実的ではありません。
Adobe Flashが今の所この位置付けに近いですが、
より表現力がある、よりブラウザネイティブなものになるかもしれません。
もちろん、携帯端末でも追随し対応するでしょう。
サービスは、真の意味でのSaaS(SOA的に小さくサービス毎が分離されたASPサービス)の
集合体となり、機密情報やプライバシー情報などの重要情報は、Webブラウザ内に保存され、
Webブラウザはページレンダリングだけでなく、データマネジメントも兼ねるようになると思います。
OSがハードウェアとアプリケーションのリソース管理をしているように、
WebブラウザもソフトウェアとWebサービスのリソース管理をするようになると予想します。
どうでしょう。
現時点では妄想に近いですけれど(苦笑)。
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