2007年02月28日

ブログについて思うこと(1)

気がつけば、それなりの数のエントリが貯ってきました。
なので今回は、ブログについて考えてみます。

まずは、今や言うまでも無い感がありますが、ブログとは、というところから始めましょう。

狭義の意味では、「テーマを絞った寸評付き時系列ニュース」です。
このケースでは、一般的に書き手はそのテーマの専門家が多く、ニュースも一般的なものではなく専門的な内容になる傾向にあります。特に、ブログ黎明期ではこの性格が強く、代表的なものとして法学者のローレンス・レッシングの書いているlessig blogなどが有名です。

広義の意味では、「時系列型簡易Webサイト」です。
こちらは、厳密な意味はほとんどなく、時系列でコンテンツを綴るタイプであれば何でもブログと呼べます。システム運用上、HTMLコンテンツをFTPなどでアップロードして更新する旧来型Webサイトとは異なり、Web画面上でコンテンツの追加、修正からデザインの変更まで可能であることが強調される場合があります。(こういったWeb上でのコンテンツを管理する仕組みはCMS:Contents Management System、と呼ばれており、ブログとは別けて考えるのが普通です。CMSとしてブログソフトウェアを使用するケースもあります。)


さて、日本でブログが流行し初めてから数年経ちますが、狭義の上でのブログと呼べるサイトは、あまりありません。ブログは、パーソナルメディアと言われることが多いですが、個人のブログとなると、ただの日記であることが殆どです。
また、最近は減ってきたのかもしれませんが、いわゆる「社長ブログ」も同様です。(いつ何を食べて、誰と会って…、などと延々と書き綴っても、何も面白みが無いと私は思うのですが…。ブログが出始めの頃は、物珍しさから見る人が多かったかもしれません。)
# 蛇足。このブログの存在を知ってか、以前、社長ブログ代行のDMが来ました。
# 私は、ブログは狭義の意味であるべき、と考えていますので、代行していただくのは難しそうです。

そんな中でも、アルファブロガーと呼ばれる読み手の大勢に影響を与えるブログを書く人も存在します。彼らの書くコンテンツはブログネットワーク上(コメントやトラックバックによってブログ間を繋げているネットワークで、実体はありませんが、私は勝手にそう呼んでいます。)の中心部分に位置し、良くも悪くも影響を与え続けています。

ブログの意味とするところでは、狭義の意味でのブログが最もブログらしいと私は思います。
世界的には、ブログブームは鎮静化の傾向にあるそうですが、日本ではまだブームの直中ですね。
かく言う私もブログを書いていますし。

次回は、ブログの今後について考えます。

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